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デュシャンを読む

最初に読む3本と、そこから話を広げる記事を選びました。 下には「デュシャン」に関する全3本があります。

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デュシャンとレディメイド

デュシャンから『これもアート?』に入る

《Fountain》やレディメイドから、現代美術の前提をつかみたいときに。

デュシャンは、作品の見た目より『何が作品を作品にするのか』を前に出した作家です。《Fountain》で便器そのものではなく、提出された出来事を見ると、レディメイド、ダダ、現代美術、コンセプチュアル・アートまで一本でつながります。最初に戸惑うこと自体を入口にすると、現代美術の難しさはかなりほどけます。

63本から始める

はじめに

最初の3本

まずはデュシャン入門、《Fountain》、ダダを読むと、作品の条件をずらす発想がつかめます。

マルセル・デュシャン《階段を降りる裸体 No.2》

1910年代〜1920年代 / 欧米

便器の前に、階段を降りる裸体があった

《階段を降りる裸体》では、身体が連続する断片に変わります。《自転車の車輪》では既製品が台座に載り、《Fountain》では便器が展覧会へ提出されました。作品を作るとは何か。

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マルセル・デュシャン《Fountain》

作品ガイド

便器を「作品」として提出した日

白い便器が横向きに置かれ、「R. Mutt 1917」と署名されています。この作品で起きたことは、形を見るだけではわかりません。応募作品をすべて展示するはずの展覧会へ提出され、拒否された。

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キャバレー・ヴォルテールでパフォーマンスを行うフーゴー・バル

1910年代〜1920年代 / 欧州・アメリカ

戦争のさなか、芸術を疑う。ダダイズム入門

1916年のチューリヒ。キャバレー・ヴォルテールでは、詩、音楽、仮面、意味の通らない言葉が同じ夜にぶつかりました。戦争を生んだ社会の理性や秩序を、そのまま信じることはできない。

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寄り道する

少し横に広げる

次に《階段を降りる裸体》、ダダとシュルレアリスム、コンセプチュアル・アートへ広げると、視覚実験から制度批評、アイデアの美術まで追えます。

マルセル・デュシャン《階段を降りる裸体 No.2》

作品ガイド

裸体は見えない。題名は画面下に書いてあります

顔も肌も、識別できる性別もありません。茶色い面は左上から右下へずれ、画面下にはフランス語の題名が大文字で書かれています。何が描かれたか分からないとき、その文字だけが「裸体」と「階段」を教えます。

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マルセル・デュシャン《Bicycle Wheel》

比較ガイド

壊すダダ、夢から作るシュルレアリスム

一言で
ダダは壊す。シュルレアリスムは夢や無意識から作る
時代
ダダは1916年頃、シュルレアリスムは1924年頃から強まる

デュシャンの便器を見て拍子抜けする感覚と、マグリットのありえない光景から目を離せなくなる感覚には違いがあります。ダダは芸術や理性の権威へ疑いを向け、シュルレアリスムは夢や無意識から別の現実を探しました。

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ジョセフ・コスース《One and Three Chairs》

作品ガイド

《One and Three Chairs》は何を見せている? 椅子より『定義のずれ』が作品になる理由

椅子そのもの、その椅子を撮った写真、辞書の定義文が横に並びます。《One and Three Chairs》は、どれが本物かを当てるクイズではありません。同じ『椅子』を、物、像、言葉という三つの方法で理解するとき、その間にどんなずれが生まれるかを確かめる作品です。

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「デュシャン」の作品と用語

作品例作品別ガイド

このテーマがよく表れる作品を選び、画面のどこに注目するか確認します。

自分の目で見る練習

解説を閉じて、線、光、構図を自分の目で確かめます。

用語アートのことば

記事に出てきた言葉を、短い説明と作品例で調べられます。

デュシャン」の記事一覧

マルセル・デュシャン《階段を降りる裸体 No.2》

作品ガイド

裸体は見えない。題名は画面下に書いてあります

顔も肌も、識別できる性別もありません。茶色い面は左上から右下へずれ、画面下にはフランス語の題名が大文字で書かれています。何が描かれたか分からないとき、その文字だけが「裸体」と「階段」を教えます。

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マルセル・デュシャン《Fountain》

作品ガイド

便器を「作品」として提出した日

白い便器が横向きに置かれ、「R. Mutt 1917」と署名されています。この作品で起きたことは、形を見るだけではわかりません。応募作品をすべて展示するはずの展覧会へ提出され、拒否された。

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マルセル・デュシャン《階段を降りる裸体 No.2》

1910年代〜1920年代 / 欧米

便器の前に、階段を降りる裸体があった

《階段を降りる裸体》では、身体が連続する断片に変わります。《自転車の車輪》では既製品が台座に載り、《Fountain》では便器が展覧会へ提出されました。作品を作るとは何か。

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