大阪会場は9月27日に終了しました

大阪中之島美術館での会期は、2026年8月21日から9月27日まででした。大阪のみの開催で、他地域への巡回は予定されていません。

会期中の通常券は日時指定制で、一般3,000円、高大生1,500円、小中生500円でした。大阪中之島美術館での通常券の当日販売はなく、追加抽選とチケットぴあの公式リセールも会期終了に伴い受付を終えています。

会場で見られた《真珠の耳飾りの少女》や《ディアナとニンフたち》については、公式サイトの記録と下の作品ガイドから振り返れます。チケットを求める場合は、非公式の転売サイトや個人間取引を利用しないでください。

チケット販売の記録:抽選と公式リセールは終了

会期中は、チケットぴあ先行抽選と一般抽選で購入した日時指定券が公式リセールの対象でした。tabiwa先行販売とはがき抽選のチケットは対象外と案内されていました。

追加抽選④は9月20日から27日来場分が対象で、結果は9月10日に発表されました。会期終了後は、日付や時間帯を選んで新たに購入することはできません。

展覧会チケットの販売記録を探す場合は、主催者の公式サイトを確認してください。非公式の転売サイトや個人間取引は避けましょう。

《真珠の耳飾りの少女》だけでは終わらない

特設サイトでは、《真珠の耳飾りの少女》のほか、フェルメール最初期の《ディアナとニンフたち》も並んだと案内されています。同時代のオランダ絵画も加わり、フェルメールが活動した時代まで視野に入る構成でした。

有名な一枚を見たあと、初期の神話画や同時代の画家へ目を移すと、フェルメールがどこから出発し、何を削っていったのかが見えます。

振り向く首、目、唇を順に見る

特設サイトの作品解説でも、この絵はトローニーだと説明されています。特定の人物を記録する肖像画というより、表情、光、顔の向きがどう強く立ち上がるかを見る方が近い作品です。

作品を振り返るときは、首のひねり、目線、半開きの唇、暗い背景の順に見てみてください。静止した絵の中に、振り向いた一瞬だけが残っているように感じられます。

《ディアナとニンフたち》で初期作と比べる

特設サイトは、《ディアナとニンフたち》を主な展示作品としてはっきり載せています。神話主題のこの作品は、私たちがよく知る静かな室内画のフェルメールとは少し違う起点です。

初期の神話画と、後年の静かなトローニーを比べてみてください。フェルメールが最初から『真珠の耳飾りの少女』のような画面を描いていたわけではないことが、より具体的にわかります。

会場前に読む4本

まずフェルメール入門で生涯と時代をつかみ、《真珠の耳飾りの少女》と《牛乳を注ぐ女》で顔と室内の違いを見ます。そこにオランダ黄金時代入門を1本足せば、同時代の作品が出てきても戸惑いにくくなります。

特設サイトにも、マウリッツハイス美術館と17世紀オランダ絵画の背景が紹介されています。作品名をたくさん覚えるより、フェルメールがどんな時代に描いていたかを少し知るだけで、同時代の画家との違いが見えやすくなります。

会場で見比べられた3枚

《真珠の耳飾りの少女》から室内画へ移り、人物との距離や光の使い方を比べます。

ヨハネス・フェルメール《真珠の耳飾りの少女》
Girl with a Pearl Earring / ヨハネス・フェルメール(1665年頃)
会場の中心になる1枚。顔より先に、振り向きの一瞬がどう残るかを見ておきます。
この作品の解説画像を拡大画像出典
ヨハネス・フェルメール《牛乳を注ぐ女》
The Milkmaid / ヨハネス・フェルメール(1657-1658年頃)
静かな室内で時間が止まったように感じられる、フェルメールらしい1枚。
この作品の解説画像を拡大画像出典
ヨハネス・フェルメール《絵画芸術》
The Art of Painting / ヨハネス・フェルメール(1660年代後半)
情報を増やした室内画と比べると、《真珠の耳飾りの少女》での削り方がはっきり見えます。
この作品の解説画像を拡大画像出典

よくある質問

大阪中之島美術館のフェルメール展チケットは、まだ購入できますか?
いいえ。大阪会場は2026年9月27日に終了しました。日時指定の通常券、追加抽選、チケットぴあの公式リセールも会期終了に伴い受付を終えています。
フェルメール展は日時指定制ですか?
会期中は日時指定制で、通常券の大阪中之島美術館での当日券販売はありませんでした。大阪会場は2026年9月27日に終了しています。
フェルメール展の公式リセールは利用できますか?
会期中は、チケットぴあ先行抽選と一般抽選で購入したチケットを来場日前日の23時59分まで出品・購入できました。大阪会場の会期終了に伴い、公式リセールも利用できません。
フェルメール展のチケット料金はいくらですか?
会期中の通常券は一般3,000円、高大生1,500円、小中生500円でした。未就学児は無料で、障がい者手帳を持つ人は介護者1名を含め当日料金の半額と案内されていました。
大阪中之島美術館のどこで開催されますか?
会場は大阪中之島美術館 5階展示室でした。住所は大阪市北区中之島4-3-1です。
いつ、どこで開かれますか?
大阪中之島美術館で2026年8月21日から9月27日まで開かれました。会期中は無休で、大阪のみの開催でした。ほかの地域への巡回は予定されていません。
《真珠の耳飾りの少女》だけを見る展覧会ですか?
いいえ。特設サイトでは、《ディアナとニンフたち》と同時代オランダ絵画の名品も並ぶと案内されています。
先に読むなら何から入るのがよいですか?
フェルメール入門、《真珠の耳飾りの少女》、《牛乳を注ぐ女》、オランダ黄金時代入門の4本です。会場の主役と周辺の文脈が追いやすくなります。

作家・時代・見方を選ぶ

この作家の作品ヨハネス・フェルメール

代表作や同時代の作品を、作家ごとにまとめています。

この順番で読む今年の展覧会から入る

実際に見に行ける作品から読み始めたいときに。

同じテーマ展覧会で見る

同じテーマの記事をまとめています。

ほかの記事を探す

作品・作家

近い作品・作家の記事

同じ作家や時代を扱う記事です。

ヨハネス・フェルメール《真珠の耳飾りの少女》

2026年 / 展覧会グッズガイド

フェルメール展のグッズ、会期後に買える物は?

会場ショップ
会期終了に伴い、2026年9月27日で利用終了
公式図録
2,600円。公式案内にあるオンライン販売先で在庫を確認

大阪中之島美術館のフェルメール展は2026年9月27日に終了し、会場ショップも利用できません。2,600円の展覧会図録は公式案内にオンライン販売先があり、書店の2,068円の公式ガイドブックとは別の本です。

記事を読む
ヨハネス・フェルメール《絵画芸術》

17世紀 / デルフト

フェルメールの絵が、静かなのに目を離せない理由

人物
ヨハネス・フェルメール。17世紀オランダの画家
代表作
《真珠の耳飾りの少女》《牛乳を注ぐ女》《絵画芸術》

《牛乳を注ぐ女》では、器へ落ちる牛乳の白い線とパンの粒が光ります。《真珠の耳飾りの少女》では、暗い背景から唇と真珠だけが浮かびます。フェルメールは17世紀にデルフトで活動し、現存作は約35〜37点です。

記事を読む
ヨハネス・フェルメール《真珠の耳飾りの少女》

作品ガイド

《真珠の耳飾りの少女》が、少し怖く見える理由

作者
ヨハネス・フェルメール
制作年
1665年頃

暗い背景から、少女がふいにこちらを振り向きます。《真珠の耳飾りの少女》は、フェルメールが1665年頃に描いたトロニーで、特定人物を記録する正式な肖像画ではありません。

記事を読む

日本の展覧会を、会期・公式情報・予習記事と一緒に確認できます。

特集の記事をすべて見る
白隠慧鶴の自画像

これから

2026年-2027年 / 日本の展覧会

白隠さんの禅|会期・チケット・見どころ

会場
京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
会期
2026年12月17日〜2027年1月11日

スタジオジブリ企画制作「白隠さんの禅」は、京都市京セラ美術館 新館 東山キューブで2026年12月17日から2027年1月11日まで開かれます。前売券は発売中で、一般・大学生は1,500円。

記事を読む
源氏物語絵巻の東屋の場面

開催中

2026年 / 日本の展覧会

特別展「源氏物語 王朝のかがやき」|チケット・展示替え

会場
京都国立博物館 平成知新館
会期
2026年10月6日〜2026年11月29日

京都国立博物館の特別展「源氏物語 王朝のかがやき」は、2026年10月6日から11月29日まで開催中です。一般の当日券は2,200円。前売券とペア前売券は販売を終えました。

記事を読む
エリザベート・ヴィジェ=ルブラン《バラを持つマリー・アントワネット》

開催中

2026年 / 日本の展覧会

ドレスから映画衣装まで。マリー・アントワネット像を追う

会場
横浜美術館
会期
2026年8月1日〜2026年11月23日

横浜美術館の『マリー・アントワネット・スタイル』は、2026年11月23日まで開催中です。ドレス、宝飾、家具、映画衣装まで約200点。王妃が身につけたものと、後の時代に作られた『マリー・アントワネット像』が同じ会場に並びます。

記事を読む

テーマを広げる

関連するテーマ

同じタグや視点を持つ記事をまとめました。

J.M.W.ターナー《戦艦テメレール号》

開催中

2026年 / 日本の展覧会

東京のターナー展へ。チケットと見どころを確認

会場
国立西洋美術館
会期
2026年10月24日〜2027年2月21日

国立西洋美術館の『テート美術館 ターナー展』は、2026年10月24日に開幕しました。一般当日券は2,400円で、オンラインと美術館窓口で購入できます。2人で行くならペア割、大学生・高校生なら11月4日から19日の無料観覧期間も選べます。

記事を読む
ジャン=フランソワ・ミレー《落穂拾い》

これから

2026年 / 日本の展覧会

オルセー展へ。チケットと、先に見ておきたい作品

会場
東京都美術館
会期
2026年11月14日〜2027年3月28日

東京都美術館のオルセー展は、2026年11月14日から2027年3月28日まで。超早割ペア券の販売は9月27日に終了し、通常前売券は11月13日まで購入できます。日時指定はありません。

記事を読む

参照した資料