当日券は販売中。金曜・土曜は20時まで

通常観覧券はオンラインと東京国立近代美術館の窓口で販売中です。一般2,300円、大学生1,200円、高校生700円で、中学生以下は無料。オンライン販売は最終日の9月13日16時30分までです。

開館時間は10時から17時、金曜・土曜は20時までです。月曜は休館。入館はいずれも閉館30分前までです。

土日祝日と会期末は混雑が予想され、入場を待つ場合があると公式チケットページで案内されています。時間を選べるなら、平日の早い時間帯が比較的動きやすい選択です。

オンラインチケットは日経IDなしでも申し込めます。スマートフォン画面表示か自宅プリントで提示しますが、スマートフォン表示を選んだ場合、チケットのスクリーンショットでは入場できないと案内されています。本展の観覧料で、観覧日当日に限り所蔵作品展「MOMATコレクション」も見られます。

有名作を拾うより、13シリーズの時間を見る

東京国立近代美術館の公式ページによると、展示は3つの章・全13シリーズで構成されます。写真は目の前のものを記録すると同時に、長い時間を一枚へ閉じ込めます。その時間と記憶を、シリーズをまたいで追う展覧会です。

特設サイトでは『実験場』という言葉も前に出ています。会場では、被写体の説明を急ぐより、長い時間を一枚の画面がどう受け止めているのかを見た方が、この展覧会の組み方に合います。

会場前に置くなら、まず『写真は一瞬だけのメディアではない』ということです

写真はシャッターの瞬間で決まるように感じます。でも杉本博司の作品を考えるときは、その一瞬だけでは足りません。長時間露光、シリーズ、プリント、展示のスケールまで含めて、写真が時間をどう圧縮するのかが大事になります。

だから会場では『何が写っているか』の次に、『この写真はどのくらいの時間を抱えているのか』と考えると見え方が変わります。第1章の『時間・光・記憶』という切り口も、そこに接続します。

国内美術館では、2005年以来の写真個展

東京国立近代美術館の公式ページでは、杉本博司の写真作品で構成する国内美術館での個展は、2005年の森美術館以来と説明されています。新しい作家紹介というより、すでに国際的に評価されてきた写真家の仕事を、まとまったかたちで見直す機会です。

約60点が並ぶため、初期から現在までを通して見られます。代表作を探す合間に、シリーズごとの距離感や、写真が持つ静けさの違いにも目を止めてみてください。

先に読むなら、写真総論と『写真はなぜアートか』から

予習としては、杉本博司の固有名詞を増やすより、まず写真の見方を整える方が役に立ちます。写真総論で、美術館で写真を見るときの基本を置く。次に『写真はなぜアートになるのか』で、記録と作品の境目を見ておく。

そこに『写真を見るとき、何を見るか』を足せば、会場で足が止まりやすくなります。作品の前で、被写体、距離、時間、プリント、展示空間を別々に見られるからです。

会場では、静けさを急いで意味に直さない

杉本博司の写真は、すぐに説明できるドラマで押してくるタイプではありません。静かで、距離があり、こちらが見ている時間そのものが少し長くなります。

その静けさを『わかりにくい』で終わらせず、なぜここまで余白があるのか、なぜこの大きさで見せるのか、なぜ連作として並ぶのかを考える。会場での手がかりは、そのあたりにあります。

会場前に、写真の見方を置く3枚

ここに並べるのは出品作ではありません。杉本博司の展示へ入る前に、写真が時間や記録をどう作品に変えるかを考えるための3枚です。

ウジェーヌ・アジェ《15, rue Maître-Albert》
15, rue Maître-Albert / ウジェーヌ・アジェ1912年
派手な出来事がなくても、場所そのものが時間の層として残ることを考えるための写真。
画像を拡大画像出典
アルフレッド・スティーグリッツ《The Terminal》
The Terminal / アルフレッド・スティーグリッツ1892年
写真が記録でありながら、構図と距離で作品になることを見ておくための一枚。
画像を拡大画像出典
エドワード・スタイケン《The Pond—Moonlight》
The Pond—Moonlight / エドワード・スタイケン1904年
何が写っているかより、プリントと光の気配が前に立つ写真として見ておきたい作品。
詳しく読む画像を拡大画像出典

よくある質問

東京国立近代美術館ではいつ開催されますか?
2026年8月25日時点で、東京国立近代美術館で9月13日まで開催中です。観覧料は一般2,300円です。
チケットはいつまで買えますか?
通常観覧券のオンライン販売は2026年9月13日16時30分までです。会期中の開館日は、美術館窓口でも当日券を販売します。
混雑しやすい日はありますか?
公式チケットページでは、土日祝日と会期末は混雑が予想され、入場を待つ場合があると案内されています。可能なら平日か会期前半を選ぶ方が動きやすいです。
オンラインチケットのスクリーンショットで入れますか?
スマートフォン画面表示を選ぶ場合、チケットのスクリーンショットでは入場できないと公式チケットページで案内されています。購入確認メールのリンクからチケット画面を表示するか、自宅でプリントアウトして持参します。
開館時間と休館日は?
10時から17時で、金曜・土曜は20時まで開館します。月曜は休館です。入館はいずれも閉館30分前までです。
『杉本博司 絶滅写真』は巡回しますか?
2026年8月25日時点で、東京国立近代美術館公式ページと展覧会特設サイトで確認できる開催地は東京国立近代美術館です。巡回予定は明記されていないため、今後の案内は公式ページで確認してください。
どんな展覧会として見ればよいですか?
公式ページは3つの章・全13シリーズで構成すると案内しています。作品名を追うより、写真が時間や記憶をどう扱うかを見る展覧会として入ると見やすくなります。
先に読むなら何から入るのがよいですか?
写真総論、『写真はなぜアートになるのか』、『写真を見るとき、何を見るか』の3本です。被写体より、距離、時間、プリント、展示の見方を先に持てます。

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