名古屋会場は9月19日に開幕。現在は当日券を確認する

名古屋市美術館での会期は2026年9月19日から11月29日までです。前売券の販売は終了し、現在は当日券が一般1,900円、高大生1,000円で販売されています。中学生以下は無料です。

開館時間は9時30分から17時までで、金曜は20時まで。入館は閉館30分前までです。月曜は休館ですが、9月21日、10月12日、11月23日の祝日は開館します。休館は9月24日と10月13日で、11月24日は開館です。来場日を決めたら、公式のカレンダーも合わせて確認してください。

全3回の連続講座と、事前申込制のゆったり鑑賞デーがあります

9月27日、10月24日、11月22日の各14時から約90分、名古屋市美術館2階講堂で連続講座が開かれます。テーマは順にバルビゾン派とレアリスム、印象派とポスト印象派、点描と色彩です。各回180名の当日先着順で参加費は無料ですが、本展の観覧券(観覧済みの半券も可)が必要です。

10月26日(月)には、通常は休館日の美術館で「ゆったり鑑賞デー」も予定されています。未就学児連れの保護者向け(10時〜11時30分)と、障害者手帳・受給者証を持つ人と付添者向け(13時30分〜15時)の2回で、各回20組、事前申込の先着順です。通常と同額の観覧料がかかり、常設展・ショップ・コーヒーショップは利用できません。対象に当てはまる場合は、申込の空き状況を公式案内で確認してください。

これは『ゴッホ展』というより、印象派からポスト印象派までの戸外の見方をつなぐ展覧会です

名古屋市美術館は、42名の画家による70点を案内しています。モネ、ルノワール、セザンヌ、ピサロに加え、ミレー、シニャック、スーラ、ゴーガン、マティスまで含まれます。タイトルはゴッホですが、構成は印象派とその周辺まで広がっています。

Wallraf の公式ページでも、このツアーは同館の印象派・ポスト印象派コレクションの一部が日本を巡回する企画として説明されています。会場ではゴッホだけを追うより、屋外の光、色の分割、近代の風景観がどう連なっていくかを見る方が合いそうです。

タイトルの《跳ね橋》は、ゴッホの色が急に明るくなる地点として見ると使いやすいです

名古屋会場で前面に出る《跳ね橋》は、1888年の南仏アルルで描かれた作品です。Wallraf の作品ページでは、ゴッホがこのモチーフを5度描いたこと、遠近を取るためにフレームまで自作していたことが説明されています。

ここから入ると、印象派以後の『戸外を見る』という課題が、ゴッホの手で強い色へ押し出される感じが出ます。橋は主題ですが、それ以上に、南仏の空気を画面へ定着させる装置として効いています。

先に読むなら、ゴッホ1本、作品ガイド1本、印象派2本で足ります

ゴッホ入門で位置を置き、そのあと《跳ね橋》の作品ガイドで画面の組み立てを見る。ここまでで展覧会タイトルの芯はつかめます。

残り2本は印象派入門とモネ記事で足ります。名古屋会場でもモネが前面に出ており、Wallraf 側はこのツアー全体を印象派・ポスト印象派のまとまりとして扱っています。ゴッホだけが急に現れるのではなく、そこへ至る戸外表現の流れごと見られます。

会場では、作家名の違いより『水と空気の見せ方の差』を拾う方が残ります

モネの水辺、ルノワールの人物、シニャックの分割された色、ゴッホの橋。主題は違っても、戸外の空気をどう画面へ定着するかという問いでつながっています。

見るときは『誰の作品か』だけでなく、水面の処理、空気の柔らかさ、色が混ざるのか分かれるのかを比べるとよさそうです。そこに、この展覧会のまとまりがあります。

会場前に見ておきたい3枚

出品作を全部先回りするより、展覧会タイトルの《跳ね橋》と、その前後にある印象派の見方を置く方が会場で効きます。

フィンセント・ファン・ゴッホ《跳ね橋》
The Drawbridge / フィンセント・ファン・ゴッホ(1888年)
展覧会タイトルの芯。橋の構造より、水路と黄色い道で南仏の明るさがどう立つかを見る起点になります。
この作品の解説画像を拡大画像出典
クロード・モネ《日傘の女性》
Woman with a Parasol - Madame Monet and Her Son / クロード・モネ(1875年)
戸外の風がそのまま絵になる感じを置いておくと、会場でモネからゴッホへ移るときの差を追いやすくなります。
この作品の解説画像を拡大画像出典
ポール・シニャック《フェリックス・フェネオンの肖像》
Portrait of Felix Feneon / ポール・シニャック(1890年)
色が混ざり合うのでなく、分かれて振動する方向を先に置ける1枚。会場のシニャックへ自然につながります。
画像を拡大画像出典

よくある質問

名古屋市美術館の観覧料はいくらですか?
当日券は一般1,900円、高大生1,000円です。前売券の販売は終了しています。中学生以下は無料です。
開館時間と休館日は?
開館時間は9時30分から17時まで、金曜は20時までで、入館は閉館30分前までです。月曜は休館ですが、9月21日、10月12日、11月23日は開館します。休館は9月24日と10月13日で、11月24日は開館です。
名古屋会場はいつですか?
2026年9月19日から11月29日まで、名古屋市美術館で開催中です。
これはゴッホだけの展覧会ですか?
いいえ。名古屋市美術館は、印象派をめぐる42名の画家の作品70点を案内しています。ゴッホは最初の手がかりですが、展覧会全体は印象派からポスト印象派までを広く見せる構成です。
宇都宮・大阪のあとも日本で見られますか?
はい。Wallraf の公式ページでは、宇都宮、あべのハルカス美術館を経て、名古屋市美術館が国内最終会場と案内されています。名古屋会場は11月29日までです。
関連講座はありますか?
9月27日、10月24日、11月22日の各14時から約90分、連続講座があります。各回180名の当日先着順で参加費は無料ですが、本展の観覧券または半券の提示が必要です。
人が少ない環境で観覧できる日はありますか?
10月26日に、未就学児連れの保護者向けと、障害者手帳・受給者証を持つ人と付添者向けの「ゆったり鑑賞デー」があります。各回20組の事前申込・先着順で、通常と同額の観覧料が必要です。

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