ムンクと《叫び》
《叫び》からムンクと表現主義に入る
《叫び》が何を描いているのか、怖い顔だけで終わらせたくないときに。
《叫び》は有名な顔だけを確認すると、そこで理解が止まりやすい作品です。橋、空、遠景まで同じ不安に巻き込まれていることから入り、ムンクという画家、象徴主義と表現主義の接続、怖い絵の見方へ広げると、検索で知りたかった疑問が美術史の入口になります。
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どこから読むか迷ったら、まずは「最初の3本」からどうぞ。そのあとに 寄り道できる記事と、「ムンク」の関連記事3本をまとめています。
ムンクと《叫び》
《叫び》が何を描いているのか、怖い顔だけで終わらせたくないときに。
《叫び》は有名な顔だけを確認すると、そこで理解が止まりやすい作品です。橋、空、遠景まで同じ不安に巻き込まれていることから入り、ムンクという画家、象徴主義と表現主義の接続、怖い絵の見方へ広げると、検索で知りたかった疑問が美術史の入口になります。
はじめに
まずは《叫び》の作品ガイド、ムンク入門、表現主義入門を順に読むと、顔ではなく画面全体で不安が作られる理由が見えてきます。

作品ガイド
手前の人物は口を開き、両手を耳に当てています。奥の二人は振り返りません。ムンクが残した文章で、叫び声は赤く染まった空を含む自然から響きます。人物の声とは限りません。
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19世紀末〜20世紀初頭 / ノルウェー
《叫び》では、顔だけが歪んでいるのではありません。赤い空と水辺はうねり、橋の欄干だけが奥へ鋭く伸びます。曲線と直線がぶつかる場所を追うと、ムンクが不安を人物から風景全体へ広げた方法を読めます。
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1900年代前半 / ドイツ・北欧
ムンク《叫び》では、橋も空も人物と一緒に波打っています。目の前の景色が、不安を通して歪んだ姿です。粗い線と強い色は、うまく描けなかった跡ではありません。切実な感覚を画面へ押し出すために選ばれました。
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次に象徴主義や怖い名作の見方へ寄り道すると、《叫び》が孤立した名画ではなく、世紀末から20世紀へ続く感覚の変化として読めます。

1880-1900年代 / ヨーロッパ
《死の島》では、白い舟が切り立つ岩の間へ進んでいます。行き先の説明も、舟に立つ人物の顔も見えません。それでも静けさと不安は伝わります。象徴主義の絵は、物語の正解を当てる前に、色や余白が作る気分から入れます。
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作品ガイド
名画は、いつも「美しい」から入らなくてもかまいません。少し怖い。なんとなく不思議。目が合うと落ち着かない。そんな第一印象も、絵をよく見る立派なきっかけです。5つの名画を並べ、どこで心がざわつくのかを見比べます。
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19世紀後半 / スイス・イタリア
暗い水の上を、小舟が岩の島へ向かっています。舟には白い棺のような物と、布をまとった人物。島の内側は高い岩壁と糸杉に塞がれ、上陸した先が見えません。恐ろしい事件は起きていない。
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作品ガイド
手前の人物は口を開き、両手を耳に当てています。奥の二人は振り返りません。ムンクが残した文章で、叫び声は赤く染まった空を含む自然から響きます。人物の声とは限りません。
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17世紀〜19世紀末 / ヨーロッパ
《夜警》では光が人々を動かし、《星月夜》では空そのものが渦を巻きます。《叫び》の夕景は、人物の不安と同じ波形に曲がっています。同じ暗い時間でも、画家が見せたのは集団、自然、心理という別々の出来事でした。
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19世紀末〜20世紀初頭 / ノルウェー
《叫び》では、顔だけが歪んでいるのではありません。赤い空と水辺はうねり、橋の欄干だけが奥へ鋭く伸びます。曲線と直線がぶつかる場所を追うと、ムンクが不安を人物から風景全体へ広げた方法を読めます。
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