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植民地主義で読む

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言葉で整理アートのことば

途中で出てきた用語を図と作品で確かめ、次の記事を読みやすくします。

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ガボンのベツィ=ファンの作家による木製の守護頭部ンロ・ビエリ

20世紀後半以後 / 国際

作品はどこから来て、誰の声で語られているのか

見る対象
作品の形だけでなく、由来、所有、展示、語り手を見る
接点
オリエンタリズム、プリミティヴィズム、返還、グローバル美術

展示室の作品は、どこから、どんな経路でここへ来たのでしょう。ラベルは誰の言葉で書かれ、元の所有者や用途はどこまで残っているでしょう。ポストコロニアルな見方は、植民地時代を過去として閉じず、作品の移動と現在の展示に残る力関係を読みます。

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ガボンのベツィ=ファンの作家による木製の守護頭部ンロ・ビエリ

19世紀後半〜20世紀 / ヨーロッパとアフリカ

「影響を受けた」の前に、作品が渡った道を見る

移動の背景
植民地支配、探検、交易、収集を通じて作品が渡った
近代美術への接点
人物表現、抽象化、素材、造形の再検討を促した

「アフリカ美術がピカソへ影響した」と一本の矢印を引くと、作品がヨーロッパへ渡った経路が消えます。誰が持ち出し、どこで展示し、元の用途や名前をどう扱ったのか。近代美術の革新を見ながら、その出会いを作った植民地支配、収集、市場にも目を向けます。

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東方風の室内で背を向ける女性を描いたアングル《グランド・オダリスク》

18世紀末〜19世紀 / ヨーロッパ・北アフリカ・西アジア

オリエンタリズムとは?西洋美術がつくった『東方』のイメージ

対象
西洋側が一括して想像した北アフリカ、西アジア、地中海東部
成り立ち
旅行と観察に、文学、収集品、空想、植民地支配が重なった

19世紀の西洋絵画に現れるハレム、浴場、砂漠、豪華な衣装は、現地の生活をそのまま写したものではありません。旅行記、収集品、植民地支配、画家の空想が重なり、『東方』という見られる対象が作られました。

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