ダダ・現代美術

マルセル・デュシャン

デュシャンは、うまく作ることより、何を作品として差し出すかを問題にした作家です。《Fountain》や《階段を降りる裸体》から入ると、現代美術で『これもアートなのか』と感じる地点を整理できます。

6本の記事合計 約64更新 2026-09-11

ほかの作家を見る / 記事一覧を見る

見る軸

別名・検索の手がかり

デュシャンMarcel Duchampデュシャン 代表作Fountain 解説レディメイド

マルセル・デュシャンの代表作と時代

代表作を見る作品別ガイド

代表作を1点選び、構図や色、描かれた場面を細部まで見ます。

同じ時代を見る美術史の流れ

同じ時代の作家と並べ、何が新しかったのかを確かめます。

解説なしで見る見る練習

解説を開く前に、まず作品だけを眺めます。

この作家の記事

6
マルセル・デュシャン《階段を降りる裸体 No.2》

1910年代〜1920年代 / 欧米

便器の前に、階段を降りる裸体があった

《階段を降りる裸体》では、身体が連続する断片に変わります。《自転車の車輪》では既製品が台座に載り、《Fountain》では便器が展覧会へ提出されました。作品を作るとは何か。

記事を読む
マルセル・デュシャン《Fountain》

作品ガイド

便器を「作品」として提出した日

白い便器が横向きに置かれ、「R. Mutt 1917」と署名されています。この作品で起きたことは、形を見るだけではわかりません。応募作品をすべて展示するはずの展覧会へ提出され、拒否された。

記事を読む
マルセル・デュシャン《階段を降りる裸体 No.2》

作品ガイド

裸体は見えない。題名は画面下に書いてあります

顔も肌も、識別できる性別もありません。茶色い面は左上から右下へずれ、画面下にはフランス語の題名が大文字で書かれています。何が描かれたか分からないとき、その文字だけが「裸体」と「階段」を教えます。

記事を読む
キャバレー・ヴォルテールでパフォーマンスを行うフーゴー・バル

1910年代〜1920年代 / 欧州・アメリカ

戦争のさなか、芸術を疑う。ダダイズム入門

1916年のチューリヒ。キャバレー・ヴォルテールでは、詩、音楽、仮面、意味の通らない言葉が同じ夜にぶつかりました。戦争を生んだ社会の理性や秩序を、そのまま信じることはできない。

記事を読む
マルセル・デュシャン《Bicycle Wheel》

比較ガイド

壊すダダ、夢から作るシュルレアリスム

一言で
ダダは壊す。シュルレアリスムは夢や無意識から作る
時代
ダダは1916年頃、シュルレアリスムは1924年頃から強まる

デュシャンの便器を見て拍子抜けする感覚と、マグリットのありえない光景から目を離せなくなる感覚には違いがあります。ダダは芸術や理性の権威へ疑いを向け、シュルレアリスムは夢や無意識から別の現実を探しました。

記事を読む

近い記事コレクション

すべて見る

ほかの作家へ広げる

作家別ガイド一覧