見る軸
- 窓から入る光が、人物の表情や手元をどう支えているかを見る
- こちらを見る顔と、作業に集中する人物の違いを比べる
- 作品数が少ないことを、同じ室内の変奏として捉える
オランダ黄金時代
フェルメールは、大きな事件よりも静かな部屋の光と視線で強さを作る画家です。《真珠の耳飾りの少女》だけでなく、牛乳を注ぐ手元や描く人の背中まで並べると、室内画の緊張が見えてきます。

17世紀 / デルフト
《牛乳を注ぐ女》では、器へ落ちる牛乳の白い線とパンの粒が光ります。《真珠の耳飾りの少女》では、暗い背景から唇と真珠だけが浮かびます。フェルメールは17世紀にデルフトで活動し、現存作は約35〜37点です。
記事を読む
終了
2026年 / 日本の展覧会
大阪中之島美術館のフェルメール《真珠の耳飾りの少女》展は、2026年9月27日に終了しました。日時指定の通常券、追加抽選、チケットぴあの公式リセールも会期終了に伴い受付を終えています。
記事を読む
作品ガイド
暗い背景から、少女がふいにこちらを振り向きます。《真珠の耳飾りの少女》は、フェルメールが1665年頃に描いたトロニーで、特定人物を記録する正式な肖像画ではありません。
記事を読む
作品ガイド
台所で女性が牛乳を注いでいます。細い流れを追っているうちに、器を支える手の重さ、パンの乾き、窓から入る光の冷たさまで感じられてきます。フェルメールは一つの家事へ注意を集め、止まりそうで止まらない数秒間を描きました。
記事を読む
作品ガイド
縦120センチ、横100センチ。フェルメールの作品では大きな一枚です。重いカーテンの奥で、背中を向けた画家がモデルを描いています。モデルは月桂冠をかぶり、ラッパと本を手にしている。
記事を読む
17世紀 / オランダ共和国
《夜警》には、今にも歩き出しそうな市民隊が描かれています。フェルメールの《牛乳を注ぐ女》では、一人の女性が細い牛乳の流れに集中しています。にぎやかな群像と静かな台所。
記事を読む