フォーヴィスム

アンリ・マティス

マティスは、色を現実の説明から切り離し、画面そのものの力へ変えた画家です。フォーヴィスムや色彩の記事と並べると、なぜ強い色がただ派手なだけではなく、絵の構造になるのかを追えます。

5本の記事合計 約51更新 2026-09-11

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この作家の記事

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アンリ・マティス《帽子の女》

20世紀前半 / フランス

マティス入門:色を“現実の再現”から解放した画家

《帽子の女》の顔には緑の筋が走り、頬には桃色と青が隣り合います。現実の肌色を探していると戸惑いますが、画面全体へ目を広げると色どうしが響き始める。マティスは色を物の説明から解き放ち、感情とリズムを運ぶものにしました。

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アンリ・マティス《帽子の女》

1900年代前半 / フランス

フォーヴィスムとは? 1905年の展覧会で起きたこと

《帽子の女》の顔には、緑、青、黄色がそのまま置かれています。肌の色としては不自然です。1905年、このような絵を同じ部屋で見た観客は、強い色に驚きました。色は顔や風景を説明する役目から離れ、画面のリズムを作り始めます。

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クロード・モネ《睡蓮》

19世紀後半 / フランス中心

白い服に青が入る。モネは光をどう色にしたか

何がすごい?
光と時間で変わる色を、絵の主題にした
色使い
影や白い服も一色で固定せず、周囲の光の色を置く

《日傘の女性》の白い服には、空の青、草の緑、日の光の黄が細かな筆触で入り込んでいます。モネにとって色は、時刻や天気とともに変わるもので、物に貼られた名前だけでは足りません。

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エドゥアール・マネ《オランピア》

19世紀後半 / フランス

1863年、落選作にも観客が集まった

1863年、パリ・サロンの落選作を見せる別会場が開かれました。そこに掛かったマネ《草上の昼食》には、観客の笑いも批判も集まります。作品を選ぶ審査員の外側に、観客が自分で判断できる場所ができた。

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ポール・セザンヌ《サント=ヴィクトワール山》

19世紀末 / ヨーロッパ

同じ印象派から、三人は別の方向へ進んだ

ゴッホは病室の窓から見た景色をそのまま写さず、夜空と村を組み替えました。スーラは細かな色点に加え、動かない人物の並びまで計画しました。セザンヌは山と空の境を閉じず、白い下地も残しています。

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