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《Sun Tunnels》で身体の位置を考える

この作品は、離れて見るのと中に入るのとで、何が変わるでしょうか。

ナンシー・ホルト《Sun Tunnels》
Sun Tunnels / ナンシー・ホルト1973-76年
巨大なトンネルの配置と空の動きによって、風景そのものの見え方が変わるランドアートの代表作

いっしょに見ていくポイント

答えを急がず、順番に目を置いていくだけで大丈夫です。気づきが一つでも出れば、その時点でもう作品との距離は変わり始めています。

  1. 1
    遠くから形を見る

    まずは4本のトンネルが地平線に対してどう置かれているか見ます。

    単体の彫刻ではなく、広い風景の中で向きと距離が設計されていることが見えてきます。

  2. 2
    中に入ったつもりで想像する

    トンネルの中に立ったとき、空や音がどう切り取られそうか考えます。

    この作品は外から眺めるだけでなく、身体が入ることで成立する面が大きいです。

  3. 3
    時間の変化を足す

    朝と夕方、夏と冬でどれだけ見え方が変わるかを想像します。

    ランドアートでは、時間まで素材の一部として働いています。

見終わったら

《Sun Tunnels》は形を見る作品というより、風景の中で自分の身体がどう位置づけられるかを感じる作品です。

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