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空と天気で読む江戸の景色

波、赤富士、夕立。空気と天候が版画のリズムをどう決めるかを見比べます。

3本の記事合計 約25更新 2026-09-17

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葛飾北斎《神奈川沖浪裏》

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《神奈川沖浪裏》を、波だけで終わらせない

読み方
かながわおきなみうら
作者
葛飾北斎

《神奈川沖浪裏》は「かながわおきなみうら」と読みます。葛飾北斎の『冨嶽三十六景』の一図で、1830〜1832年頃に刊行されました。大波の下には三艘の舟があり、その奥に小さな富士が見えます。

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葛飾北斎《凱風快晴》

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波も人もいない。山裾には小さな木だけ

この版は縦25.4×横37.8センチ。大きな紙ではありません。それでも赤い斜面は左右の縁からはみ出し、山裾の木は緑の小さな三角形まで縮みます。人物も建物もないため、富士との距離を測れるのは、その木だけです。

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歌川広重《名所江戸百景 大はしあたけの夕立》

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《大はしあたけの夕立》を解説|雨の線とゴッホへの影響

作者・制作年
歌川広重、1857年(安政4年)
シリーズ
《名所江戸百景》第58景

《大はしあたけの夕立》は、隅田川に架かる新大橋を突然の夏の夕立が襲う場面です。橋の人々は身をすぼめて急ぎ、川では筏を操る船頭が雨を受けています。広重は交差する細い雨線、暗い雲、近くで切れる橋を組み合わせ、静止した木版画に雷雨の時間をつくりました。

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