10月5日までは前売2,000円。ペア前売券は完売しています
一般の当日券は2,200円、前売券は2,000円です。大学生は当日1,200円・前売1,000円、高校生は当日700円・前売500円。中学生以下は無料です。前売券は10月5日23時59分まで販売されます。
一般券2枚3,800円のペア前売券は、限定1,101セットが完売しました。2人で来館する場合も、現在は通常の前売券をそれぞれ購入します。
グッズを一緒に選ぶなら、京都会場限定色の「若紫」タオルハンカチ付き一般券が3,300円で案内されています。こちらは販売期間中でも数量により終了するため、購入前に公式ページの表示を確認してください。公式オンラインチケットは会員登録不要、手数料0円です。日時指定制とは書かれていません。購入後のキャンセルや券種変更はできないため、会期と会場を確かめてから決済してください。
前期・後期で作品が替わります。先に見たい場面を選ぶ
主な展示替えは、前期が10月6日から11月1日、後期が11月3日から29日です。京都国立博物館は9月16日に京都会場版の出品一覧・展示替予定表を公開しました。作品によってはこの区切り以外にも展示期間が変わるため、前期・後期だけで予定を決めず、表の個別日程まで確認するのが確実です。
たとえば国宝「源氏物語絵巻 橋姫」は、京都会場では11月3日から15日までの展示予定です。目当ての巻や場面がある人は、チケットを買う前に公式の展示作品紹介を開いてください。特に絵巻や古い書跡は、保存のため短い期間だけ展示されることがあります。
展覧会全体を見たい人は、前期・後期のどちらを選んでも楽しめます。絵画、工芸、写本、注釈書、能へと広がる約250件を一度にたどれることが、この展覧会の大きな見どころです。
約250件でたどる、絵・写本・工芸・能
京都国立博物館で『源氏物語』を主題にした大規模展が開かれるのは約50年ぶりです。京都と東京の巡回を合わせ、約250件の文化財が予定されています。現存最古の源氏絵、写本、注釈書、工芸、能や浮世絵への展開まで扱う構成です。
『源氏物語』を読破していなくても大丈夫です。会場では、文字で書かれた場面が後世の人にどう選ばれ、どんな姿で絵や道具に置き換えられたかを追えます。筋を全部覚えるより、同じ場面が時代ごとにどう作り直されたかを見る方が、作品の違いを拾いやすくなります。
京都会場は能、2027年の東京会場は浮世絵に重点が置かれます。京都では、感情を抑えた物語表現が能面や舞台へ移る過程も見ておきたいところです。
源氏絵は、顔より屋根と御簾を見る
源氏絵に細かな表情を期待すると、最初は少し遠く感じます。顔は小さく、似たような姿で描かれることも多いからです。まず建物の屋根が取り払われたような構図、室内を仕切る御簾や几帳、人物どうしの距離を見てください。誰が誰を見られて、誰には見えないのかが浮かびます。
恋や嫉妬を説明する吹き出しはありません。その代わり、同じ部屋にいても隔てられた人物、庭を挟んで交わらない視線、季節の草木が気持ちを受け持ちます。画面の美しさを味わったあとに『なぜこの距離なのか』と考えると、物語を知らなくても場面に入れます。
このページに載せた3点は、本展の出品作として紹介する画像ではありません。展示室で役立つ見方を試すための比較材料です。
所要時間は、75分から2時間を目安に
京都国立博物館は標準の所要時間を示していません。当サイトの目安では、全体を通して見るなら75分ほど、解説を読みながら絵巻や書跡を細かく見るなら90分から2時間ほどです。これは公式発表ではありません。
開館は9時、閉館は17時30分です。金曜だけ20時まで開いています。土日や会期末の混み方は事前に断定できません。混雑を避けたい場合は、開館直後か金曜夕方を候補にし、当日の公式案内も確認してください。
休館は原則月曜ですが、10月12日と11月23日の祝日は開館します。その代わり10月13日と11月24日は休館です。祝日明けを狙う場合は、曜日だけで判断しないよう注意が必要です。
作品を深く聞きたいなら、講演会の日程も先に確認する
京都国立博物館は、10月10日・24日、11月14日・21日に記念講演会を予定しています。いずれも13時30分から15時までで、聴講は無料ですが当日観覧券が必要です。申込は各講演会の3日前、水曜正午までで、定員に達すると受け付けが終わります。
展示替えの時期と講演会を同じ日にしたい人は、先に講演会の空き状況、次に出品一覧、最後にチケットを確認する順番が迷いにくいです。国際シンポジウムは10月25日の予定ですが、詳細は今後の公式発表を待ちます。
54帖を覚えるより、人物関係を一度見る
予習するなら、光源氏、藤壺、紫の上、六条御息所、女三宮、柏木、薫、浮舟の関係を一度見ておきましょう。展示名に巻名が出てきても、人物のつながりがわかれば迷いにくくなります。
高木和子『源氏物語入門』は、紫式部の人物像から物語の筋、後世の受容までを1冊でたどれます。展覧会のために原文全巻へ入るのは重い、と感じる人の予習にちょうどよい本です。
本を読む時間が取れなければ、公式サイトの『源氏物語とは?』と展示作品紹介を先に見るだけでも構いません。とくに前期・後期で目当てが変わる人は、物語の予習より展示日程の確認を優先してください。
会場前に、源氏絵の距離感を見る3点
いずれも本展の出品作として掲載するものではありません。室内の仕切り、人物の距離、紫式部像の作られ方を見る予習用です。
源氏物語絵巻 東屋 / 作者不詳(12世紀)
屋根を外して室内をのぞくような構図です。几帳や襖が、人物の近さと遠さを作っています。
画像を拡大画像出典源氏物語絵巻 竹河 / 作者不詳(12世紀)
庭の桜と建物の仕切りが、座る人たちの時間を静かに区切ります。画面を横切る線にも目を移してみてください。
画像を拡大画像出典紫式部像 / 狩野孝信(安土桃山時代)
後世の人々が思い描いた紫式部の姿です。物語と同じように、作者の姿も時代ごとに描き直されてきました。
画像を拡大画像出典 よくある質問
- 源氏物語展はいつからいつまでですか?
- 京都国立博物館で2026年10月6日から11月29日まで開催されます。前期は11月1日まで、後期は11月3日からです。
- チケットはいくらですか?
- 当日料金は一般2,200円、大学生1,200円、高校生700円です。10月5日までは、それぞれ200円安い前売券があります。中学生以下は無料です。
- ペア前売券は買えますか?
- 一般2枚3,800円の限定ペア前売券は完売しました。現在は通常の前売券を購入してください。
- 日時指定は必要ですか?
- 公式サイトは日時指定制とは案内していません。販売方法が変わる可能性もあるため、購入前に公式チケットページの最新表示を確認してください。
- 前期と後期はどちらがおすすめですか?
- 見たい作品によります。国宝「源氏物語絵巻 橋姫」は京都では11月3日から15日の展示予定です。公式作品紹介で目当ての展示期間を確認してください。
- 所要時間はどれくらいですか?
- 公式の目安はありません。当サイトでは、全体を見るなら75分ほど、解説も読むなら90分から2時間を目安にしています。
- 『源氏物語』を読んでいなくても楽しめますか?
- 楽しめます。主要人物の関係を軽く確認し、源氏絵では室内の仕切りや人物の距離を見ると覚えておけば、初めての場面にも入りやすくなります。
開催中
2026年 / 日本の展覧会
- 会場
- 東京都美術館
- 会期
- 2026年7月25日〜2026年10月18日
東京都美術館「大英博物館日本美術コレクション 百花繚乱」は、2026年10月18日まで開催中です。9月29日からは混雑緩和のため開室が9時15分に早まります。通常券は一般2,300円で、日時指定予約は不要。
2026年3月27日読了の目安 8分
記事を読む17〜19世紀 / 日本(江戸)
人気役者の姿、評判の美人、行ってみたい名所。浮世絵は美術館へ入る前、江戸の人々が『いま面白いもの』を手元で楽しむ画像メディアでした。何枚も刷り、売り、持ち帰れるから、流行へすばやく反応できる。
2026年3月6日読了の目安 10分
記事を読む実践ガイド
- 見る順番
- 全体、構図、光と色、視線、文脈
- 最初にすること
- 細部へ寄る前に、画面全体の重心をつかむ
名画の前に立つと、題名を確認してすぐ次へ進みたくなるかもしれません。まず少し離れ、いちばん明るい場所を探す。そこから線、色、人物の目や手を追い、最後に解説を読む。この順番なら、自分で見つけたことと知識を混ぜずに、一枚の絵へ戻ってこられます。
2026年3月6日読了の目安 9分
記事を読む日本の展覧会を、会期・公式情報・予習記事と一緒に確認できます。
特集の記事をすべて見るこれから
2026年-2027年 / 日本の展覧会
- 会場
- 京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
- 会期
- 2026年12月17日〜2027年1月11日
スタジオジブリ企画制作「白隠さんの禅」は、京都市京セラ美術館 新館 東山キューブで2026年12月17日から2027年1月11日まで開かれます。前売券は10月2日10時から発売。
2026年9月25日読了の目安 6分
記事を読む開催中
2026年 / 日本の展覧会
- 会場
- 横浜美術館
- 会期
- 2026年8月1日〜2026年11月23日
横浜美術館の『マリー・アントワネット・スタイル』は、2026年11月23日まで開催中です。ドレス、宝飾、家具、映画衣装まで約200点。王妃が身につけたものと、後の時代に作られた『マリー・アントワネット像』が同じ会場に並びます。
2026年8月18日読了の目安 8分
記事を読むこれから
2026年 / 日本の展覧会
- 会場
- 京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
- 会期
- 2026年10月3日〜2026年12月6日
京都市京セラ美術館の『禅とジブリ』は、2026年10月3日から12月6日まで開かれます。一般・大学生は10月2日23時59分まで前売1,700円、開幕後は1,900円。
2026年8月18日読了の目安 7分
記事を読むこれから
2026年 / 日本の展覧会
- 会場
- 東京都美術館
- 会期
- 2026年11月14日〜2027年3月28日
東京都美術館のオルセー展は、2026年11月14日から2027年3月28日まで。超早割ペア券の販売は9月27日に終了し、通常前売券は11月13日まで購入できます。日時指定はありません。
2026年3月24日読了の目安 6分
記事を読む終了
2026年 / 日本の展覧会
- 会場
- 大阪中之島美術館
- 会期
- 2026年8月21日〜2026年9月27日
大阪中之島美術館のフェルメール《真珠の耳飾りの少女》展は、2026年9月27日に終了しました。日時指定の通常券、追加抽選、チケットぴあの公式リセールも会期終了に伴い受付を終えています。
2026年4月2日読了の目安 8分
記事を読む開催中
2026年 / 日本の展覧会
- 会場
- 国立新美術館
- 会期
- 2026年9月9日〜2026年12月13日
国立新美術館「ルーヴル美術館展 ルネサンス」は、2026年9月9日に開幕しました。12月6日までは日時指定なしで入場でき、一般当日券は2,400円です。会期末の12月7日から13日だけは、通常券とは別の日時指定券が必要になります。
2026年4月2日読了の目安 7分
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