チケットはオンラインか、東京都美術館の窓口で
前売券の販売は2026年7月24日で終了しました。会期中の通常券は一般2,300円、大学生・専門学校生1,300円、65歳以上1,600円で、18歳以下と高校生以下は無料です。
オンラインではARTPASS、アソビュー!、各プレイガイドなどで販売されています。東京都美術館のチケットカウンターでも購入できます。販売先は公式チケットページから選ぶのが確実です。
入場は日時指定制ではありません。ただし、混雑時は入場制限や日時指定へ変更される場合があると公式サイトが案内しています。当日の変更は公式チケットページで確認できます。
「空海と真言の名宝」との当日セット券は、8月31日で販売を終えました。相互割引は続いています。「空海と真言の名宝」または「いきもの超ワールド」の半券やオンラインチケットを東京都美術館の窓口で見せると、100円引きになります。対象券種は一般・大学生・専門学校生・65歳以上です。対象展ごとに会期が異なるため、利用日の条件は公式チケットページで確認できます。
開室は9時30分から17時30分、金曜は20時までです。月曜と10月13日は休室ですが、9月21日と10月12日の月曜は開室します。
当日の混雑は公式Xで確認。予定には余裕を
特設サイトには、当日の状況を知らせる「混雑状況公式X」へのリンクがあります。日時指定予約は不要ですが、会場が混むと入場を待つことがあり、状況によっては入場制限や日時指定制へ変わります。出発前は、まず公式Xの最新投稿を確認してください。
標準の所要時間も公式には案内されていません。屏風、掛軸、絵巻、版画では見る速さが変わり、音声ガイドを使うかどうかでも滞在時間は前後します。時間が限られるなら、北斎・広重・歌麿と、約150年ぶりにそろう襖絵を優先するなど、見たいものを先に決めておくと回りやすくなります。
版画だけでなく、屏風と絵巻も見る
東京会場は10月18日まで。その後、10月31日から大阪中之島美術館へ巡回します。大英博物館の日本コレクション約4万点から、江戸絵画が選ばれました。
歌麿、写楽、北斎、広重など八人の浮世絵師が目玉ですが、屏風、掛軸、絵巻も見逃せません。屏風は少し離れて画面全体を眺め、版画は近くで細部を追い、絵巻は場面を順に読みます。作品名の隣にある「屏風」「掛軸」「絵巻」「版画」という表記まで見ると、立つ位置も自然に決まります。
北斎は構図、広重は天気、歌麿は顔を見る
北斎なら、波や富士が画面のどこに置かれているか。広重なら、雨や雪の中を人がどう歩いているか。歌麿なら、よく似た顔を目元や口元でどう描き分けているか。北斎の波から歌麿の顔へ移ると、目の使い方も切り替わります。
知らない作者の作品に出会ったときも、構図、天気、顔のどれかに目を留めると、立ち止まるきっかけになります。
離れていた襖絵が、約150年ぶりにそろう
特設サイトが強く打ち出しているのは、青森県中泊町の宮越家、大英博物館、シアトル美術館に分かれていた襖絵の再会です。2026年夏の展覧会で、約150年ぶりに同じ場で見られると案内されています。これは単に『名品が来る』より、この展覧会ならではの軸になっています。
離れ離れになった襖絵が、展覧会のために同じ場所へ戻ります。作者名だけを追っていると見落としやすい、作品そのものの旅です。継ぎ目の前で少し離れると、画面が本来どこからどこへ続いていたかを確かめられます。
まず見比べたい3枚
北斎の構図、広重の雨、歌麿の人物。同じ浮世絵でも、目が向く場所はそれぞれ違います。
Under the Wave off Kanagawa / 葛飾北斎(1830-1832年頃)
押し寄せる波、翻弄される舟、奥に小さく見える富士。富士は波頭よりずっと小さく置かれています。
この作品の解説画像を拡大画像出典Sudden Shower over Shin-Ohashi Bridge and Atake / 歌川広重(1857年)
斜めに走る雨と、橋を急ぐ人びと。広重は名所に天気と移動の速さを重ねました。
この作品の解説画像を拡大画像出典Three Beauties of the Present Day / 喜多川歌麿(1793年頃)
一見よく似た三人の個性が、目元、口元、身ぶりの小さな差から浮かびます。
画像を拡大画像出典 よくある質問
- 東京都美術館ではいつ開催されますか?
- 東京都美術館で2026年7月25日から10月18日まで開催されています。前売券は終了し、会期中の通常券は一般2,300円です。
- 日時指定予約は必要ですか?
- 現時点では必要ありません。ただし混雑状況により入場制限や日時指定へ変更される場合があるため、来館前に公式サイトを確認してください。
- 大英博物館展の混雑状況は確認できますか?
- はい。特設サイトから案内されている混雑状況公式Xで、当日の最新投稿を確認できます。予約不要でも入場待ちや入場制限が発生する場合があるため、来館前に見ておくと安心です。
- 大英博物館展の所要時間はどのくらいですか?
- 公式の標準所要時間はありません。屏風、掛軸、絵巻、版画をどの程度見るかや、音声ガイドの利用、当日の混雑で変わります。時間が限られる場合は、見たい作家や作品を先に決めてください。
- 当日券はどこで買えますか?
- 公式チケットページからオンラインで購入できるほか、東京都美術館の窓口でも通常券を扱っています。「空海と真言の名宝」とのセット券は8月31日で販売終了しましたが、対象展の半券などを窓口で見せる相互割引は続いています。
- 開室時間と休室日は?
- 9時30分から17時30分で、金曜は20時までです。月曜と10月13日は休室ですが、8月10日、9月21日、10月12日は開室します。
- これは浮世絵だけの展覧会ですか?
- いいえ。公式ページでは、江戸時代の屏風、掛軸、絵巻と、歌麿、写楽、北斎、広重などの浮世絵版画を中心に構成されると案内されています。
- 先に読むなら何から入るのがよいですか?
- 北斎、広重、歌麿の記事を一本ずつ読むと、構図、天気、人物という違う見方を持って会場へ行けます。屏風や絵巻で知らない作者に出会ったときにも使える見方です。
これから
2026年 / 日本の展覧会
- 会場
- 京都国立博物館 平成知新館
- 会期
- 2026年10月6日-11月29日
京都国立博物館の特別展「源氏物語 王朝のかがやき」は、2026年10月6日から11月29日まで。前売券は10月5日までで、一般は当日より200円安い2,000円です。
2026年8月18日読了の目安 9分
記事を読む17〜19世紀 / 日本(江戸)
人気役者の姿、評判の美人、行ってみたい名所。浮世絵は美術館へ入る前、江戸の人々が『いま面白いもの』を手元で楽しむ画像メディアでした。何枚も刷り、売り、持ち帰れるから、流行へすばやく反応できる。
2026年3月6日読了の目安 10分
記事を読む19世紀前半 / 江戸
《神奈川沖浪裏》を思い浮かべると、大きな波が真っ先に出てきます。けれど画面の奥には小さな富士があり、三艘の舟には人が身を伏せています。波だけを切り取れば、これほど緊張した絵にはなりません。
2026年3月6日読了の目安 11分
記事を読む日本の展覧会を、会期・公式情報・予習記事と一緒に確認できます。
特集の記事をすべて見る開催中
2026年 / 日本の展覧会
- 会場
- 横浜美術館
- 会期
- 2026年8月1日-11月23日
横浜美術館の『マリー・アントワネット・スタイル』は、2026年11月23日まで開催中です。ドレス、宝飾、家具、映画衣装まで約200点。王妃が身につけたものと、後の時代に作られた『マリー・アントワネット像』が同じ会場に並びます。
2026年8月18日読了の目安 8分
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2026年 / 日本の展覧会
- 会場
- 京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
- 会期
- 2026年10月3日-12月6日
京都市京セラ美術館の『禅とジブリ』は、2026年10月3日から12月6日まで開かれます。一般・大学生は当日1,900円、前売1,700円。2人で行くなら10月2日までの前売ペア券が3,200円です。
2026年8月18日読了の目安 7分
記事を読む終了
2026年 / 日本の展覧会
- 会場
- 国立西洋美術館 企画展示室B3F
- 会期
- 2026年3月28日-6月14日
国立西洋美術館の『北斎 冨嶽三十六景 井内コレクションより』は、2026年6月14日に終了しました。井内コレクションの全46図に、《神奈川沖浪裏》と《凱風快晴》の別摺を加えた全48点が並んだ展覧会です。
2026年4月3日読了の目安 7分
記事を読む開催中
2026年 / 日本の展覧会
- チケット
- 通常観覧券は販売中。オンライン販売は9月23日17時まで、手数料0円
- 会場
- 国立西洋美術館 企画展示室
国立西洋美術館の『版画家レンブラント』は、2026年9月23日まで開催中です。通常券は一般2,200円で、公式オンライン券は最終日の17時まで購入でき、手数料はかかりません。
2026年4月3日読了の目安 6分
記事を読むこれから
2026年 / 日本の展覧会
- 会場
- 国立西洋美術館 企画展示室
- 会期
- 2026年10月24日-2027年2月21日
国立西洋美術館の『テート美術館 ターナー展』は、2026年10月24日から2027年2月21日まで。前売券は一般2,200円で、手数料0円のオンライン窓口もあります。
2026年4月2日読了の目安 6分
記事を読む開催中
2026年 / 日本の展覧会
- 会場
- 名古屋市美術館
- 会期
- 2026年9月19日-11月29日
名古屋市美術館『ゴッホの跳ね橋と印象派の画家たち』は、2026年9月19日から11月29日まで開催されます。前売券は9月18日23時59分まで一般1,700円、高大生800円で、9月19日からは当日券が一般1,900円、高大生1,000円です。
2026年3月31日読了の目安 7分
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