通常前売券は11月13日まで。日時指定はありません

一般料金は当日2,400円、前売2,200円です。大学・専門学校生は当日1,300円・前売1,100円、65歳以上は当日1,600円・前売1,400円。18歳以下と高校生以下は無料です。日時指定の予約は必要ありませんが、混雑時は入場を待つ場合があります。

一般券2枚で4,000円の超早割ペア券は9月27日に販売を終えました。購入済みの券は11月14日から2027年1月29日まで使えます。公式サイトは、2人で一緒に使うほか、1人で2回来場する使い方も案内しています。

通常前売券は9月28日10時から11月13日まで販売されます。展覧会オンラインチケット(etix)とARTPASSは、公式案内では会員登録不要・手数料なしです。平日16時以降に使えるトワイライト券や、東京都美術館の大徳寺展とのセット券もあります。条件が細かい券は、購入前に公式チケットページで利用期間を確かめてください。

65歳以上を対象にした平日限定の無料観覧券は、10月19日必着の応募締切を過ぎています。公式の応募概要では、11月5日に当選・落選の結果を記した返信はがきを発送する予定です。当選はがきは、11月17日から2027年1月29日までの休室日を除く平日に、当選者本人が1回使えます。応募済みの人は返信を待ち、追加募集の有無は公式案内で確認してください。

大学・専門学校生は、12月8日から18日の平日だけ無料です

12月8日(火)から18日(金)の平日は、大学・専門学校生の観覧料が無料になります。通常の学生料金は当日1,300円・前売1,100円ですが、この期間に来館できるなら通常券を買う前に日程を確認する価値があります。入場時には学生証が必要です。

この無料措置は平日限定です。18歳以下と高校生以下は会期を通して無料ですが、大学・専門学校生は学生証を提示できない場合、一般料金が必要になることがあります。

開幕日の11月14日は、オルセー美術館学芸員による記念講演があります

開幕日の11月14日(土)14時から15時30分まで、東京都美術館講堂で記念講演があります。登壇するのはオルセー美術館彫刻部門上席学芸員のエドゥアール・パペ氏で、題目は「What a Wonderful World いまを生きる歓び」です。聴講は無料、全席自由席で、フランス語から日本語への逐次通訳があります。

定員は220名の事前予約制・先着順で、受付開始は10月8日10時でした。講演と展覧会を同日に予定する人は、現在の受付状況を公式イベント情報で確認してください。手話通訳・文字通訳についても、公式の申込案内を確認してください。

《落穂拾い》から《星月夜》まで、約110点が並びます

会期は2026年11月14日から2027年3月28日まで、会場は東京都美術館の企画展示室です。9時30分に開き、17時30分まで。金曜は20時まで見られます。入室は閉室の30分前までです。

絵画、彫刻、工芸、写真を合わせた約110点が並びます。ミレー、モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン。印象派の名画を目当てにしつつ、その前後にあった農村、都市、余暇、孤独まで目を広げると、この展覧会の厚みが伝わります。

最初の一枚は、23年ぶりに来日する《落穂拾い》

《落穂拾い》が日本で公開されるのは23年ぶりです。収穫後の畑で、地面に残った穂を拾う3人の女性。ミレーは名もない労働者を横長の画面の手前へ大きく描き、歴史画のような存在感を与えました。

腰を曲げた3人の反復と、遠景に積み上がる豊かな収穫。その距離を見てからモネやルノワールへ進むと、同じ時代の絵画が農村から都市の光や余暇へ視線を移したこともわかります。

印象派の名画だけでは終わらない展覧会です

テーマは「喜び」です。ただし、明るい作品だけが並ぶわけではありません。19世紀後半から20世紀初頭にかけて、人々の働き方や暮らす場所、過ごし方が変わるなかで生まれた作品を通して、喜びのありかをたどります。

ミレーの農村、モネやルノワールの光、ゴッホの切迫した色。違う温度の作品が同じ会場にあるからこそ、オルセー美術館が近代のさまざまな生を集めた場所だと実感できます。

予習は、ミレー、モネ、ゴッホの3人から

すべての作家を覚える必要はありません。まずミレーの記事で農村を描くまなざしを知り、モネの記事で光と色の変化を見る。最後にゴッホの記事で、筆触と色が感情へ近づくところまで進めば、会場で作品同士をつなぎやすくなります。

今回の《星月夜》は、1888年にアルルのローヌ川を描いたオルセー美術館所蔵作です。《ローヌ川の星月夜》とも呼ばれます。渦巻く空と糸杉で知られるMoMA所蔵の1889年作とは別の絵なので、予習の際は制作年と所蔵館を確かめてください(作品情報は2026年11月1日確認)。

時間がなければ、《落穂拾い》と1888年の《星月夜》の2点だけでも構いません。地面へ向かう3人の身体と、川面に映る街のガス灯。その違いを見比べると、農村の仕事と都市の夜の過ごし方へ、約110点をたどる手がかりができます。

最初の一枚は《落穂拾い》

農村の労働を描いたミレーから始めると、印象派やゴッホへ移っていく近代絵画の幅をつかみやすくなります。

ジャン=フランソワ・ミレー《落穂拾い》
The Gleaners / ジャン=フランソワ・ミレー(1857年)
農村で働く3人を画面の手前に大きく置いた一枚。23年ぶりに日本で公開されます。
画像を拡大画像出典

よくある質問

会期はいつですか?
東京都美術館で2026年11月14日から2027年3月28日まで開かれます。
チケットはいつから買えますか?
通常前売券は9月28日10時から11月13日まで販売されます。超早割ペア券は9月27日に販売を終了しました。
前売券はいくらですか?
通常前売券は一般2,200円、大学・専門学校生1,100円、65歳以上1,400円です。当日料金は一般2,400円、大学・専門学校生1,300円、65歳以上1,600円です。
大学・専門学校生が無料になる日はありますか?
12月8日から18日までの平日は無料です。入場時に学生証の提示が必要です。
通常前売券はどこで買えますか?
9月28日10時から、展覧会オンラインチケット(etix)とARTPASS、各プレイガイド、東京都美術館ミュージアムショップで購入できます。公式案内では、etixとARTPASSは会員登録不要・手数料なしです。
日時指定予約は必要ですか?
必要ありません。ただし、会場が混雑した場合は入場を待つことがあります。
65歳以上の無料観覧券には、今から応募できますか?
掲載されている応募締切は過ぎています(10月19日必着)。公式の応募概要では、応募者への結果の返信はがきを11月5日に発送予定です。当選はがきは11月17日から2027年1月29日までの休室日を除く平日に、当選者本人が1回使えます。追加募集の有無は公式案内で確認してください。
記念講演会はありますか?
11月14日14時から15時30分まで、オルセー美術館のエドゥアール・パペ氏による記念講演があります。聴講は無料ですが、10月8日10時開始の事前予約制・先着220名です。
来日する《星月夜》は、渦巻く空の絵ですか?
別の作品です。本展の《星月夜》は、1888年にアルルのローヌ川を描いたオルセー美術館所蔵作で、川面に街のガス灯が映っています。渦巻く空と糸杉の《星月夜》は1889年のMoMA所蔵作です。2026年11月1日に公式展覧会情報と両館の作品記録を確認しました。
先に読むなら何がよいですか?
ミレー、モネ、ゴッホの順がおすすめです。《落穂拾い》から始め、印象派の光、ゴッホの強い色へ進むと、会場で時代の変化を追いやすくなります。
この展覧会は印象派展として見ればよいですか?
印象派に加えて、その前後の作品も見られます。ミレーの農村からゴッホやゴーガンまで、近代フランス美術を広くたどる展覧会です。

作家・時代・見方を選ぶ

この順番で読む今年の展覧会から入る

実際に見に行ける作品から読み始めたいときに。

同じテーマ展覧会で見る

同じテーマの記事をまとめています。

ほかの記事を探す

作品・作家

近い作品・作家の記事

同じ作家や時代を扱う記事です。

ジャン=フランソワ・ミレー《落穂拾い》

19世紀半ば / フランス

三人は、同じ姿勢ではありません

三人とも腰を曲げているように見えますが、姿勢はそれぞれ違います。左の女性は手を伸ばし、中央の女性は穂を拾い、右の女性は半ば起き上がっている。ミレーは、同じ作業の三つの瞬間を横に並べました。

記事を読む
クロード・モネ《日傘の女性》

19世紀後半 / フランス

モネとは?代表作・印象派・連作から見る入門ガイド

港の霧を割る橙色の太陽、風に膨らむ白い服、時間ごとに色を変える積みわら。モネが描いたのは、景色の名前より、その瞬間にしか見えない光でした。同じ場所を何度も描いた連作までたどると、柔らかな画面の裏にある粘り強い観察が見えます。

記事を読む
フィンセント・ファン・ゴッホ《星月夜》

19世紀後半 / フランス

ゴッホの絵は、感情のままに描かれてはいない

《星月夜》の空は激しくうねりますが、村の家々は低く静かに並びます。《ひまわり》では黄の幅を使い分け、花と背景を同じ色の中で分けています。ゴッホを「感情のままに描いた天才」とだけ見ると、こうした制御が隠れます。

記事を読む

日本の展覧会を、会期・公式情報・予習記事と一緒に確認できます。

特集の記事をすべて見る
白隠慧鶴の自画像

これから

2026年-2027年 / 日本の展覧会

白隠さんの禅|会期・チケット・見どころ

会場
京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
会期
2026年12月17日〜2027年1月11日

スタジオジブリ企画制作「白隠さんの禅」は、京都市京セラ美術館 新館 東山キューブで2026年12月17日から2027年1月11日まで開かれます。前売券は発売中で、一般・大学生は1,500円。

記事を読む
源氏物語絵巻の東屋の場面

開催中

2026年 / 日本の展覧会

特別展「源氏物語 王朝のかがやき」|チケット・展示替え

会場
京都国立博物館 平成知新館
会期
2026年10月6日〜2026年11月29日

京都国立博物館の特別展「源氏物語 王朝のかがやき」は、2026年10月6日から11月29日まで開催中です。一般の当日券は2,200円。前売券とペア前売券は販売を終えました。

記事を読む
エリザベート・ヴィジェ=ルブラン《バラを持つマリー・アントワネット》

開催中

2026年 / 日本の展覧会

ドレスから映画衣装まで。マリー・アントワネット像を追う

会場
横浜美術館
会期
2026年8月1日〜2026年11月23日

横浜美術館の『マリー・アントワネット・スタイル』は、2026年11月23日まで開催中です。ドレス、宝飾、家具、映画衣装まで約200点。王妃が身につけたものと、後の時代に作られた『マリー・アントワネット像』が同じ会場に並びます。

記事を読む

テーマを広げる

関連するテーマ

同じタグや視点を持つ記事をまとめました。

エドゥアール・マネ《フォリー=ベルジェールのバー》

開催中

2026年 / 日本の展覧会

カフェに集まった画家たちを、展示からどう振り返る?

会場
ひろしま美術館
会期
2026年10月3日〜2027年1月11日

ひろしま美術館「“カフェ”に集う芸術家―印象派からゴッホ、ロートレック、ピカソまで」は、2026年10月3日から2027年1月11日まで開催中です。一般の当日券は2,200円です。

記事を読む
喜多川歌麿《寛政三美人》

終了

2026年 / 日本の展覧会

「百花繚乱」展で、江戸の絵をどう見る?

会場
東京都美術館
会期
2026年7月25日〜2026年10月18日

東京都美術館「大英博物館日本美術コレクション 百花繚乱」の東京会場は、2026年10月18日に終了しました。大阪中之島美術館での会期は10月31日から2027年1月31日です。

記事を読む
白隠慧鶴の自画像

開催中

2026年 / 日本の展覧会

禅とジブリ|チケット・見どころ・予習ガイド

会場
京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
会期
2026年10月3日〜2026年12月6日

京都市京セラ美術館の『禅とジブリ』は、2026年10月3日から12月6日まで開催中です。一般・大学生の当日券は1,900円。予約優先制が導入され、日時予約を受け付けています。

記事を読む

参照した資料